住民自身による棚田の保全管理に関する取り組みと、棚田地域に関心のある都市住民の保全に対する意欲を結びつけ、棚田地域の活性化に資することを目的として、棚田保全にボランティアで取り組む「棚田保全活動」です。
ボランティアして頂いた参加者には1日につき地域通貨1枚お渡ししています。
作業内容
休耕田の除草作業と棚田の復田作業、野生動物による農作物への被害を防止するための電気柵設置など、棚田保全のための作業です。
地域通貨
地域通貨とは
ある特定のコミニュティの中で、お互いにものやサービスのやり取りをするときにのみ使われる手段です。人と人をつなぎ、相互交流を深める役割を持っています。
地域通貨「仰木」のはじまり
滋賀県からの提案で、仰木の棚田保全活動をバックアップしていくために、国内初の棚田保全を目的として2004年11月より「引換券方式」で導入されました。滋賀県が実施する棚田保全活動6地区のうち4地区が、このような地域通貨を発行しています。
地域通貨「仰木」の使えるところ(2011年3月現在)
- 守り人の会が開催するイベント(生き物観察会、収穫祭の参加費として)
- 仰木ふれあい青空市
- 収穫祭で、1kgの棚田米と交換
- おごと温泉旅館での入浴(3旅館*で利用可、保全活動参加当日のみ)
※ご協力頂いている3旅館:びわ湖花街道、琵琶湖グランドホテル、湯元館
